前回のコラムに「女性の自立」そして「女性がかがやく職場作り」のためにリーダーの役割が重要…と書きました。
そして、そのリーダーにはぜひ女性の登用をすすめていただきたいと。
その後、ある企業さまを訪問させていただき、大きな手応えを感じました。
その企業さまでは、女性リーダー育成に本気で取り掛かろうとしているということで、弊社が相談を受けたのですが、トップの方が直々に迎えてくださり、打ち合わせの場では、女性のリーダー育成の重要性を率先しておっしゃられたのです。素晴らしい!
わたしからは、そのために何をすべきかについてお話しさせていただきました。
女性のリーダー育成は、単なる能力評価制度だけではなく、メンタルヘルス、メンタルケアが大事です。
女性の意識だけではなく、男性の意識改革も重要です。
人材が「人財」となるよう、企業が責任をもってサポートすることで、必ず事業成果につながります。
人こそ財産。企業は人なり。
常々わたしが申し上げているのは、まさにこのことです。
また、就労制度面では、女性がそれぞれのライフステージに合わせて働き続けられるように、出産・育児休暇制度があり、多くの企業が設けていますが、実際に産休や育休を利用して勤続する女性は、果たしてどれくらいいるかと問われたら、中小企業の場合ですと、なかなか利用しづらいという声が返ってくることが多いです。
組織や企業がどんなに制度を整えても、女性の家庭と仕事の両立は難しいという現実。わたし自身、子育てをしながら仕事を続けましたので、痛感するところです。
だからこそ、先に述べたように、一人ひとりの意識改革と、「仕事を続けたい」という思いを支えられるよう、組織としてメンタルヘルスやメンタルサポートに、ぜひとも力を入れていただきたいと願います。
このたびのご縁に感謝。今後の展開が楽しみです。
またこの場を通じて、弊社の提案や取り組みをご紹介してまいりますので、ぜひお読みいただき、みなさまの職場でもご検討いただければ幸いです。
弊社では、組織改革、リーダー育成、その他経営に関するご相談を随時承っております。
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2015年5月 黄瀬貴美子