管理職研修・管理職に必要なこと

３日間の管理職研修を終えて思うこと
管理職は、部下と上司の間でいろんな思いで葛藤しているのを痛感させられます。
最近は、管理職になったことでつぶれてしまう人も増えているようです。
以前は、自分の仕事をしっかりこなし、周囲にも信頼されていた人が
管理職に就いたことで自分らしさを失い、覇気もなくなり、終いにはうつ病になってしまう人も少なくありません。
この原因は、何でしょう？
コミュニケーション力にあります。
コミュニケーションとは？
情報と感情を共有することです。
ほとんどの職場では、情報の共有はされています。
当然、それが無ければ、日常の業務はトラブルだらけになってしまいます。
では、感情の共有は？　となると如何でしょう。
できているような、できていないような　が　実情ではないでしょうか？
私は、２９年間、再就職支援、自立支援等をしてきました。
そこで、職場での悩みを多く聞いてきましたが殆どが人間関係によるものです。
確かに頷けます。
これは、コミュニケーション不足からの原因と思われることが多々です。
コミュニケーション。よく耳にする言葉ですが
今一度、コミュニケーションの本質と重要性を深く考えてほしいと思います。
強く良い組織にするには、立派な理想論だけではなく、感情ある人間に、時には、情緒的に接していくことも大切であること。
これがコミュニケーションです。
コミュニケーションの質が仕事の質、人生の質にもなることを肝に銘じておきたいと思います。
管理職の皆さま、経営者の皆さま、
今、私たちに最も必要なことは、「人間をより深く学ぶ」と　いうことではないでしょうか？
少なくとも私はそう思います。