文科省の平成30年度の調査報告によると、全国の幼稚園数は、昭和60年度の15,220園をピークに、緩やかに減少しており、年間で約100園が閉鎖しているとのこと。かつては多くの園児を抱えた老舗の園ですら、経営不振に陥り、閉鎖を余儀なくされています。
背景的要因として、少子化とライフスタイルの変化(共働きの増加による幼稚園離れなど)がありますが、それを見据えた対策を講じたかどうかで、存続への道が分かれているのではないでしょうか。
幼稚園を建てただけで園児が集まる時代は終わりました。
これからは同じエリアの幼稚園やこども園などとこどもの取り合いをするのではなく、「選ばれる施設」にならなければなりません。
- 総合的・長期的経営指針の策定
- 安心安全な教育及び生活空間の整備
- 地域とのつながりの強化
- 関係者との連携・参画・合意形成の促進
- 職員のスキルアップ
など、1つ1つの課題に取り組む必要があります。
幼稚園業界に限らず、今後、企業淘汰はますます熾烈化の一途です。
5年後、10年後、生き残るために、今こそ経営の見直しと改革に着手することをおすすめします。
弊社では、これら経営課題を解決するためのコンサルティング、研修などのご用命を承っております。
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生き残るための経営術は、どうしたら選ばれる企業になれるかを考えることです。
そのためのサポートを全力でさせていただきます。
2022年8月 黄瀬紀美子