「新入社員は最初の3ヶ月で見極める」
先日、ある企業様から伺った話です。
「考えていたのと違う」
「もっと違う会社を見てみたい」
などの理由から、退職希望者が目立つのが3ヶ月目だそうです。
入社当初は先輩社員がオブザーバーとなり、業務面からメンタルケアまで手厚くサポートされている企業様も多いと思いますが、徐々に「新人」が取れ、特別扱いもなくなります。
ちょうど入社3ヶ月あたりです。
- 業務の質やスピードを求められ、プレッシャーが強まる
- 同期入社組や他社の話を聞いて、自分と比べてしまう。
- 見守り役がそばにいなくなり、悩みがあっても相談する機会がない。
- 社会経験が浅く、結論を急ぎやすい。
など、特徴として上げましたが、ご自身の新人の頃を振り返っても思い当たるところではないでしょうか。
そして、これらは個人の特性ではなく、職場環境や意識教育で改善できることが多いです。
その企業様は入社後3ヶ月直後にフォローアップ研修をする必要があると言っておられました。私も全く同じ意見です。
業務遂行は従業員の務めですが、従業員教育は雇用側の務めです。
的確な研修を講じることで、スキルアップはもちろん、従業員満足度が上がることで、就労定着率も上がります。
4月からまもなく3ヶ月。
新入社員を迎えられた企業様は是非、3ヶ月目の研修をご検討ください。
新人フォローアップ研修(例)
- 1オリエンテーション
- 講話 3ヶ月を振り返って
意識の変化・なりたい自分になるためには - グループディスカッション・発表
- 総括・必要に応じて個別相談
ヒアリングさせていただいた上で、カリキュラムをご提案いたします。
ご依頼、お問い合わせは電話、ファクス、メールにて承っております。
- 電話 077-572-6430(月から金、9時から17時)
- FAX 077-572-6390
- メール:acs@kyj.biglobe.ne.jp
また半年後、1年後…と、各段階で研修をお勧めします。
2022年5月 黄瀬紀美子