「メンター(Mentor)」とは、指導者、師匠、助言者を意味する言葉で、語源は古代ギリシャの叙事詩「オデュッセイア」に登場する賢者Mentor(メントール)。王の助言者として優れた働きをしたことに由来します。
ビジネスの世界では、1980年代にアメリカで「メンター制度」が効果的な人材育成の手法として導入され、日本でも広まりました。
職場の後輩に対し、仕事上の指導や相談だけでなく、人生面のことも含めて助言を与える人を「メンター」、受ける人を「メンティー」と言います。
メンターには資格は要りませんが、誰でもなれるものでもありません。
仕事だけでなく、人生においても豊かな経験を持ち、それらから培った知恵と技術を有し、他者に対して的確な助言を与え、指導し、精神的に支えることが出来る人。
仕事が出来るからと言ってメンターになれるとは限りません。
また、相性も重要です。
私はメンターとして大切なのは、メンティーをよく理解し、信頼関係を築くことと考えています。どんなに優れた助言も、メンティーに響かなければ意味がありません。また、短期ではなく中期的な見通しで関わることも重要です。
一過性の研修や一方向の指導とは異なります。育て、育てられ、互いに高められる関係が、メンター制度です。
弊社では、メンターを必要とされている方、またメンター制度を導入したい企業様からの相談に応じております。
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にて承っております。
厳しい時代、仕事面だけでなく、生きる上での心の支えが必要です。
ぜひご相談ください。
2020年2月 黄瀬紀美子