6月の終わりに「NPO法人びわこ・水ネット」のプレゼンのため中国上海へ行ってまいりました。
まずは上海市へ表敬訪問。市庁舎の玄関、会議室の前にも歓迎のメッセージボードが掲げられていて感激しました。
会議中は、一人一人にフルーツが振舞われました。バナナに、サクランボ、プチトマト、ライチー・・・たくさんの種類をたっぷりと。お茶は30〜40分ごとに入れ替えくださるなど、いたれりつくせり。びっくりしました。
正直、日本よりも社交性があり、歓迎の温かさがあるように思いました。
夜の食事会も、じつにフレンドリーで和やかな場でした。職場の上司もゲストもみんなひとつになって乾杯し、一人ずつ会話を大切にし、握手をかわし「明日もがんばろう」と、肩をたたきあう、いい光景があちらこちらで見られました。日本の役所ではあまり見られない光景ではないでしょうか。わたしのなかで上海への第一印象はますますアップしました。
さて今回、上海市でわたしがプレゼンテーションさせていただいたのは、わたしが副理事長を務めるNPO法人びわこ・水ネットの活動についてでした。滋賀県で長く水環境保全に取り組むNPOとして、これまでどのような活動をしてきたかお伝えしました。そして、どんな業種でも人材育成が一番大事であると、お伝えしました。
上海市役所の幹部の方々が、通訳を介して、熱心に聞いてくだり、途中何度もうなずかれ、共感してくださっていることがわかりました。
プレゼン後に、幹部の方が感想を述べてくださいました。
「あなたがおっしゃるように人材育成が一番大事だと痛感している」と。 「しかし、中国は、教育、意識面で日本とはかなり差がある。日本とまったく同じようするのは難しい。しかし、今後は日本の専門家に指導してもらい、少しずつでも意識の改革をはたらきかけ、マナーを身につけていきたい」とのこと。
わたしは、よろしければわたしを研修講師として中国へお呼びくださいと、申し上げました。
わたしのノウハウを中国の方々にお伝えし、また今回わたしたちがいただいたあたたかい歓迎の話を日本に持ち帰り、伝える。双方のよいところを知り、高め合うことができれば最高ではないでしょうか。
今回の上海訪問を通じて、公的・民間機関を問わず、人材育成の必要性をますます感じました。いっそう研修プログラムの内容をパワーアップさせたいと思います。企業内教育のご用命はぜひ弊社にお申し付けください。
ご相談や訪問のご依頼は随時承っておりますので、お問い合わせください。
お申し込み・問い合わせは:
- 電話:077−572−6430
- ファクス:077−572−6390
- メール:acs@kyj.biglobe.ne.jp
にて承っております。
2015年7月 黄瀬紀美子